安全に奥多摩登山を行うために気をつけることを学ぶ自然教室「奥多摩登山者のための遭難事例と対応」が3月20日、奥多摩町福祉会館(奥多摩町氷川)で開かれる。主催は奥多摩ビジターセンター(TEL 0428-83-2037)。
4月初旬に山開きが行われ、春の登山シーズンを迎える奥多摩。都心から手軽に出かけられる山として人気が高い。それだけに油断は禁物で、安全のための心構えと知識が大切となることから企画した。
講師を務めるのは、奥多摩地域での山岳救助や登山者に対する安全の啓発など、多岐にわたる活動を行う青梅警察署山岳救助隊。地域の山を知り尽くした隊員から安全登山の要点を学ぶ。
当日は、座学と実習の2本立てで行う。座学では「遭難事例と原因」をテーマに、奥多摩地域を登山する際に気をつけることを解説。実習では、緊急時の対応に関する内容や実際にツエルトに入る体験などを予定する。
現在、参加者を受け付けている。開講時間は9時~12時。高校生以上が対象で、定員は先着50人。参加費は1,500円(飲み物、お菓子、エマージェンシーシートつき)。当日は動きやすい服装で参加する。申し込みは奥多摩ビジターセンターのウェブサイトで受け付ける。