青梅市と福生市は4月から、市立の小中学校に通う児童と生徒の給食費を無償化する。大勢待利明青梅市長、加藤育男福生市長が2月の定例記者会見で発表した。
青梅市は、「青梅市子どもまんなか応援基金」を立ち上げ、積み立てを行い、学校給食費の無償化をメインとした子育て政策の予算として毎年充当していく。市内の小中学校の児童生徒合わせて約8500人が対象となる予定で、年間約4億円を見込んでいる。
福生市は、市内の小中学校の児童生徒合わせて3125人が対象になり、事業費1億7,472万円を2024 年度当初予算案に計上した。
都は新年度から、国に先行して公立小中学校の給食費の負担軽減に向けた支援を実施していくとしており、区市町村が給食費を支援する場合、その半分を負担する。両市とも費用の半分を都の補助金で賄う方針。