青梅市立霞台小学校（同市新町）の5年生60人が起業家教育の授業で商品化したタオルの販売が2月3日、始まる。昨年9月に模擬会社「霞カンパニー」を設立。資金集めからデザイン、価格設定まで商品企画に必要なことを全て社員の児童たちが行った。

　商品は「青梅の魅力タオル・ハンカチ2023」。「ウグイスのさえずり」をテーマにデザインした。同市の鳥ウグイスをメインに、市の花のウメを左右にあしらい、ウグイスが青梅の素晴らしさをさえずっている様子を音符で「OME」と表現。多摩川、霞川を五線譜で表した。梅の花は徐々に大きく描き、青梅が大きく発展していってほしいという願いを込めた。

　製作は地元企業のホットマンが協力。同社の「1秒タオル」に、オリジナルデザインの刺しゅうを入れた限定商品となる。

　ゲストタオルは37センチ×32センチで、価格は1,000円。ライトブルーとライトグリーン各200枚、ペールグリーン、ライトピンク、イエロー、グレー各150枚の計1000枚。ハンカチは20センチ×18センチで、価格は600円。グリーンのみ100枚。

　販売日と場所は、2月3日＝同校昇降口前、同9日＝市役所正面玄関（11時～12時、14時～15時）、同18日＝青梅マラソンに合わせ市役所駐車場テントブース（9時～12時）と総合体育館テントブース （8時30分～14時）、同23日＝伊勢丹立川店2階エントランス（10時～12時）。

　酒井唯斗社長と岡田伊織、山口愛莉の両副社長は「頑張って売りたい」と意気込みを見せる。