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眠る食品を必要とする人へ 「フードバンクはむら」が配布会

 

 

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 賞味期限切れが近い食品や製造工程で発生する規格外品など処分するにはもったいない食品を個人や企業、生産者から回収し、必要とする人に届けている「フードバンクはむら」が9月16日、羽村市福祉センター(羽村市栄町2)で配布会を開く。

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 2年前に活動を始め、現在の会員は20人ほど。全員ボランティアで、食品ロス削減と貧困問題の解決につながればと取り組みを充実させている。

 求めている食品は、米、缶詰、レトルト食品、乾麺、インスタント食品、小麦粉、食用油、お菓子など。食品の回収は、羽村市役所2階・生活環境課(平日9時~17時、12時台と年末年始を除く)、のんびりカフェ中車水車小屋(同市羽中=平日の営業日15時~16時)、どんぐりカフェ羽村(同市神明台=火曜・水曜・土曜・日曜の11時~19時)で受け付けている。

 10月は「食品ロス削減月間」で、10月16日は「世界食料デー」に当たる。西川美佐保代表は「活動は多くの善意に支えられている。実際に必要な人に情報が届き、役立てばうれしい」と話す。配布会は毎月開いており、訪れた市民に手渡すほか、子ども食堂などへも届けている。

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