福生市内の酒造・石川酒造(福生市熊川)で3月24日、トークイベント「表現すること・伝えること」が開催される。主催は福生市。
同市は「最近は薄れてきたが、福生はアーティストやクリエーターなど、もともとクリエーティブな人たちが集まる街。再度、PRしていこう」と企画。福生を作品の素材に選んだ劇作家の鈴木聡さん、映画監督の山内ケンジさんの2人のクリエーターを招き、加藤育男福生市長と共にトークを繰り広げる。
鈴木さんは広告代理店入社後、コピーライターとして活躍。劇団を旗揚げし劇作家としても活動してきた。昨年、公開したミュージカル「ア・ソング・フォー・ユー」は、70年代の福生を舞台に、歌に青春をささげる若者たちを、カーペンターズの曲と共に描いた。
山内さんは、映像制作会社で数々のCM制作にも関わり、「ソフトバンクモバイル/白戸家」シリーズなどのヒットCMも手掛ける。初監督作品となる「ミツコ感覚」は、ほぼ全編を福生で撮影し、東京郊外に住む姉妹を取り巻くおかしな日常を描いた。
第1一部では映画「ミツコ感覚」(初音映莉子さん主演)を上映し、第2二部でトークセッションを実施。素材としての福生などについて語る。「このイベントを通じ映像や舞台文化に興味のある市外の人に福生に来てもらいたい」と同市担当者。
開催時間は2時~5時30分。先着100人。参加無料。3月5日8時30分から電話とメールで受け付ける。問い合わせは同市シティセールス推進課産業活性化グループ(TEL 042-551-1699/fussacs@gmail.com)まで。