青梅の水墨画家・白浪さんが4月1日~5日、玉泉寺(青梅市長淵、TEL0428-22-5476)で災害支援復興チャリティー展示「白浪展」を開く。
白浪さんは約35年前、日本の美に引かれ来日。鎌倉大本山建長寺本堂のふすま絵「龍王図」を描くなど、第一線で活躍する水墨画家。現在は青梅を拠点に創作活動を行っている。東日本大震災の復興チャリティーとして始めた同展は5回目で、5年ぶりの開催。今年の観覧料は全額、トルコ大地震や福島県への義援金に充てる。
期間中、2021年に玉泉寺開山700年大遠忌を記念して寄贈した杉板屏風「紅白梅図」の展示に合わせ、約100点の水墨・墨彩画の主に軸・額・ふすま絵、多くの新品も公開。通常公開はしていないふすま絵(客殿桜図・紅葉図)も一般公開する。
会場となる玉泉寺は、芸術・学問の神様の弁財天を祭る青梅七福神七ヶ寺の一つで、開催時期には庭園の桜や花々も見頃を迎える予定。
開催時間は9時~16時。