和紙を使った体験や商品企画を行っている「ひので和紙」(日の出町大久野)が12月4日、工房でクリスマス特別イベント「紙すきでツリーを作ろう!」を開く。
従来の紙すきとは異なる方法の紙すきの体験を提供する「ひので和紙」。和紙の原料であるコウゾの原料作りから始める紙すきなど、これまで和紙に興味のなかった人たちへ、その魅力を伝えるきっかけとなる場を提供している。コロナ禍で自社内でのイベントは自粛してきたが、今回、定員を減らして企画した。
体験イベントでは、型を好きな形に切り抜き、素材となるコウゾを流し入れツリーのオーナメントを制作。飾りとなる雪はタオルに素材を流し入れ、絞って乾かし、タオルから剥がして制作し、好きなように飾り付けオリジナルのクリスマスツリーを作ることができる。
代表の國高ひできさんは「クリスマスと紙すきは関係あるの?と思うかもしれないが、実は和紙の白さが雪のように見えて相性が良い。この季節限定のイベントなので、気軽に参加してほしい」と呼びかける。
開催時間は10時~、13時30分~の2回(所要時間約2時間)。各回定員8人。親子の場合は3人以内でツリー1台を作成。体験費はツリー、電池式LEDチェーンライト、手すき和紙込みで3,800円(別途持ち帰り用干し板代200円)。