秋川渓谷の事業継承などを推進するフォースウェルネスは11月22日、あきる野ルピア(あきる野市秋川)で事業継承をテーマにしたセミナー「想(おも)いをつなぐ」を開く。
フォースウェルネス(あきる野市草花)代表理事の宮入正陽さんは、これまで都心部を中心にM&Aの事業に従事。あきる野市に移住後、地域の生産者や若者たちと共に自然体験教育プログラムを行い、1年で4000人以上が参加した。「M&Aの現場では常に、あんないい会社、あんないい事業だったのにと感じていた。秋川渓谷を盛り上げ、支えてきた生業を守っていきたい」とセミナーへの思いを語る。
今回のセミナーでは、秋川渓谷で父親が運営していたキャンプ場「自然人村」や、南沢忠一さんが管理していた「南沢あじさい山」の事業を継承してきたdo-mo(あきる野市深沢)社長の高水健さんが登壇。継承後、地域の各事業者と連携しながら各事業を発展させてきた苦労ややりがい、今後の大きな可能性について語る。
他に、高水さんも創業時に利用したという、地域×クラウドファンディングサービス「FAAVO」を立ち上げ、6年後に事業譲渡した後、2020年に事業継承マッチングプラットフォーム「relay」を立ち上げたライトライト(宮崎県宮崎市)社長の齋藤隆太さんも登壇。「事業継承をオープンに」をコンセプトとする同社のサポート事業などについて話す。
開催時間は16時~18時。参加費は500円。セミナー後に懇親会(食事付き、別途2,000円)も予定する。