JA西東京の小・中学生書道コンクール作品展が10月15日・16日、青梅市の同JA河辺本部(青梅市師岡町)で開かれ、全応募作品468点が展示された。
JA共済連が全国規模で開催しているもので、書写教育を通じて次代を担う子どもたちに「日本文化の素晴らしさ」「創意と工夫の意義」を理解した立派な社会人になってほしいという願いを込めているという。
会場には家族連れやグループで訪れる人が目立ち、自分の作品の前で記念写真を撮る姿も数多く見られた。狩野利歩さん(新町中1年)も家族と訪れ、金賞に選ばれた「個性の尊重」の作品の前で笑顔をこぼした。「初めての金賞で、とてもうれしい。強弱を付けて書くことに苦心した。東京都でも銀賞に選ばれ、励みになった」と笑顔を見せる。
今年は半紙の部で15点、条幅の部で9点が金賞を射止め、東京都コンクールに出品された。このうち川村愛梨さん(青梅七小3年)、大澤心さん(新町小4年)、鈴木柑菜さん(青梅三小5年)、阪田莉音さん(成木小6年)が金賞に輝き、全国コンクールに出品された。