武蔵五日市駅前で地域観光の拠点施設を運営する東京裏山ベースが11月1日、駅前と十里木付近の「AKIGAWA BASE」で乗り捨て可能な電動アシスト自転車レンタルサービスを始める。
同サービスは、2020年に東京都が行った実証実験を受けて、民間主導で実現させるもの。これまで武蔵五日市駅以西の二次交通はバスやタクシーが中心で、気軽に利用できる乗り捨て型のレンタサイクルのサービスは秋川渓谷にとってニーズも高かった。
十里木付近は、すぐ近くに清流が流れ、温浴施設「秋川渓谷 瀬音の湯」や、春や秋の人気行楽エリア「乙津花の里」などもある。道中も主要道路から細道に入れば、秋川渓谷らしい里山風景や寺社仏閣なども点在し、「東京とは思えないローカルトリップが楽しめる」という。
東京裏山ベース代表の神野賢二さんは「電動アシスト自転車なら、地域の自然を直に体感しながら移動そのものをアトラクションのように楽しめる。坂道も楽に走れて立体的な秋川渓谷の地形を楽しむにはぴったりで、ぜひ多くの方に体験してほしい」と呼びかける。
両スポットに、貸し出し・返却が無人でできるポートを設置。料金は30分ごとに330円(アプリで会員登録とクレジットカード登録が必要)。1日の最大料金は3,500円。事前に利用日の予約も可能。