東京の木・多摩産材の新しいブランド「東京十二木」は10月15日・16日、青梅の酒蔵・小澤酒造(青梅市沢井)敷地内にある澤乃井ガーデンギャラリーで、東京山守り展「酒づくりは山づくり、山づくりは酒づくり」を開催する。
2人のトークショーを中心に企画した同展。一人は青梅・御岳の山を受け継ぎ、守りながら、酒造りを行ってきた酒蔵「小澤酒造」会長の小澤順一郎さん。代々小澤家の資産は山林であったことから、奈良県に埼玉県の吉野材問屋に就職し、2年半勤めたこともある。もう一人は山を守るという強い思いで多摩の良材を目利きし製材する、あきる野の沖倉製材所社長の沖倉喜彦さん。沖倉さんは2代目として会社を引き継ぎ、「一本でも多くの東京の木・多摩産材を世に送り出すことを使命」とし、木の地産地消に取り組んでいる。
期間中は山守り展記念ラベルの清酒の販売や、東京十二木の酒器の展示や受注生産、東京十二木の和紙、東京十二木の箸などのほか、小澤酒造の酒や沖倉製材所の製品なども販売する。
15日の開催時間は10時30分~16時30分で、展示や販売、受注会などを行う。16日は11時~、パネルの企画展を行い、14時から2人のトークショーを開く。終了後は酒蔵見学や試飲会を行う予定。参加無料。