野崎酒造(あきる野市戸倉)の酒かすで作る甘酒が、寒さ厳しい今冬、人気を集めている。
同酒造では、目の前にそびえる城山の伏流水を使用。中でも純米大吟醸などは、槽(ふな)搾りという昔ながらの製法で作る。“槽ふね”と呼ばれる船の形をした木製の搾り機で搾った酒はフルーティーな味わいで、多くの左党に支持されてきた。
そうした酒作りから生まれる同酒蔵の酒かす。甘酒は体が温まるこの時期ならではの飲み物で、酒かすで作れば手軽に味わえる。価格は380円(500グラム)。温泉施設「瀬音の湯」(乙津)などで販売する