「第5回秋川渓谷ひなめぐり」が現在、あきる野市の五日市・増戸地区の事業所で開催されている。緊急事態宣言の延長を受け恒例のスタンプラリーと箏(そう)の演奏は中止されたが、見学は自由。
参加店の一つ、五日市の「もーどなかむら」のショーウインドーには小さなひな人形が飾られている。店主の木滑恭子さんら4姉妹に、63年前に贈られたものだという。
このほか、南天の木にまたがる9匹の猿の赤ちゃんの人形(さるぼぼ)も飾られている。「難(南)を転(天)じて苦難が去る(9匹の猿)」を意味する縁起物。「人形をご覧になった皆さんにも、ご利益があるように」と木滑さん。
ひなめぐりの参加店は市のサイトで公開している。3月7日まで。