国道16号沿い、牛浜駅から徒歩9分の場所にある赤い看板が目印の小さな雑貨店「TABASA(タバサ)」(福生市福生)が今月末のハロウィーンを盛り上げる雑貨の販売を始めた。
店頭にはお化けが浮き出るランプ、カボチャやコウモリがあしらわれたタオルやペーパーナプキンなどが並ぶ。店主の納谷玲子さんは「コロナ禍で、家でハロウィーンを楽しむ人が多く、自宅用の商品が売れている」と話す。
32年前に開店し、好きな商品、他店にはない珍しい商品をコンセプトに扱ってきた。仕入れは海外での買い付けと個人輸入が中心。海外の布を日本で縫製する品も多く、今年のハロウィーン関連商品も1年前から発注して準備を進めてきた。
アクセサリー、布バッグなどの作家の手作り品も並べている。今年はアメリカ製の布で作った手作りマスクを販売し、ハロウィーン向けのマスクも人気という。
店内のディスプレーは、アメリカのイベントに沿って変えている。ハロウィーンの後、店内はクリスマス一色となる。「コロナ禍だが、長年築いたネットワークで多方面から仕入れている。ネットで何でも買える時代だが、店に足を運び五感を使って商品を選ぶことも必要。この仕事をずっと続けていきたい」と納谷さんは話す。
営業時間は10時~19時。水曜・木曜定休(祝日除く)。