JR秋川駅北口に創作和食店「明かり」(あきる野市秋川)がオープンして3カ月がたった。コロナ禍での営業は苦戦続きだが、周囲の飲食店が客を紹介してくれるなど支えられることも多く、地域の応援が励みになっているという。
店主の登坂明史さんは相模原市出身。調理師専門学校を卒業後、結婚式場の和食担当、居酒屋勤務、給食調理を経て念願の店を構えた。
昨年9月ごろに準備を開始。今年2月に物件が決まり、いよいよというタイミングで新型コロナが流行し始めた。予定を1カ月遅らせて5月のオープンとしたが、その後も感染が収まらないため、いまだに試運転のような状態が続いているという。
店名の「明かり」には「お客さんの心と街に明かりをともしたい」との思いを込めた。感染症対策を気にすることなく、客にゆっくりくつろいでもらえる日が早く来ることを願う。
ランチは定食メニューで720円~。夜はつまみが中心で、串焼き(200円~)、秋川牛を低温調理した「秋川牛の刺し身」(990円)など。
営業時間は、昼=11時30分~14時、夜=17時~22時。月曜定休。