ハンモックのある生活を提唱するFLYMANさん(あきる野市)が2000年に立ち上げたオリジナルブランド「Hammock2000」のハンモックが、ステイホーム拡大を背景に注目を集めている。
FLYMANさんは20代のころ、海外放浪生活中にハンモックの心地よさに魅了された。忙しく働く日本人にもハンモックに揺られ、のんびりとくつろぐ時間の価値観を知ってほしいと同ブランドを設立。以来、「日本人の体形に合う良質なものを追求してきた」という。
同ブランドのハンモックは、ゆっくり眠れる乗り心地と、柔らかい手触りにするために、製糸方法を吟味し、提携先のインドで職人が手織りで製造している。「機械で織ったものでは体に追従するフィット感が出せない」と言う。
現在オンラインショップで扱うのは、厚手で安定感のあるブラジリアンタイプ(1万8,000円~)、オーガニックコットンを絞り染め職人が天然染料で染めたタイプ(4万円~)、通気性と伸縮性の高いネット状のメキシカンタイプ(1万6000円~)など5種類。豊富な色とサイズ(ベビー、アダルト、ワイドなど)を用意する(価格はいずれも大人サイズ)。
FLYMANさんは「ハンモックに揺られることは半無重力で、母親の胎内にいるような状態。最上級の心地良さを体験してほしい。自分の部屋やリビングに設置すればプライべート空間を作ることができ、インテリアとしても楽しめる」と話す。