檜原村は6月1日から順次、村役場や小中学校など村内の全ての公共施設の対面カウンターなどに檜原産のスギとアクリル板で作った飛まつ防止スクリーンを設置している。
スクリーン設置は坂本義次村長の発案。緊急事態宣言解除後の施設の安全対策を検討する中で、村内の林業会社「東京チェンソーズ」に村の木を使ってついたてを作れないかと相談。木工担当の関谷駿さんが同社で扱う木育玩具をアレンジして、その日のうちに試作し、現場の要望を取り入れて製品化した。
スクリーンは枠あり・枠無し(大1万3,530円、小1万780円)の2種類。アクリル板を支える土台部分と枠に村内の山から東京チェンソーズが伐採・搬出したスギ材を使う。関谷さんは「縦のラインはできるだけ細くし、すっきりしたデザインになるよう心掛けた」という。
現在、枠無しタイプのみ東京チェンソーズのオンラインストアで販売している。