コロナウイルスの影響で営業自粛や縮小を余儀なくされている檜原村の観光関連事業者が5月20日、クラウドファンディング「コロナに負けない!東京の里山、檜原村のお店応援プロジェクト」を始めた。
参加事業者は「ウッドボックス」「御根家」「東京裏山ベース」「東京チェンソーズ」「東京里山シェアリング」「檜原豆腐ちとせ屋」「山ごはんカフェ ヒノハラテラス」「薫る養蜂園」「カフェせせらぎ」「木工房・茶房 もりのうた」。追加募集も行っている。
事業者ごとに1口3,000円~5万1,000円の支援を募り、リターンとして支援額と同額程度の食事券や商品、サービス利用チケットなどを用意。特定の事業者を選ばない1口5,000円~10万円の支援プランは、リターン無しでプロジェクトの手数料などを除いた残金が参加事業者に均等に寄付される。支援期間は6月19日まで。
発起人の一人、ヒノハラテラスの嶋﨑浩子さんは「今のこの状況が落ち着いた時に、きっと皆さんにまた檜原村へ来てもらえるよう、ご縁をつなぐチケットや、檜原村を思い出してもらえるような商品を返礼に用意した。檜原や自分たちの店を応援してくれる人がいること自体が励みになる」とプロジェクトが精神的な支えになっていると話す。