福生市内の小・中学校で5月18日、自宅待機する子どもたちと教員をウェブ上でつないだオンライン授業が始まった。
授業は映像や音声を共有できるウェブ会議ツール「Zoom」を使用。自宅にパソコンやタブレット端末が必須となるが、学校でパソコンを使ったり、貸し出し利用したりできる。教員も工夫を施している。自宅待機する教員は黒板に板書できないため、事前資料の作成が欠かせない。低学年クラスには、パソコンの画面に大きく表示されるイラストを用意したり、画面に表示したものの名前を当てるクイズを出したり。オンラインならではの授業を模索し工夫している。
市内小学校に通う児童は「先生や友だちの顔が見られてうれしい。家で一人で勉強するより集中できたと思う」などと声を弾ませていた。