福生市は4月6日、「福生七夕まつり」を中止すると発表した。東京オリンピック・パラリンピックと日程が重なり例年より1カ月早く7月2日~4日に開催を前倒し、70回の節目を盛大に飾る予定だった。
市民からは「残念だが仕方ない」との声が聞かれた。東京オリンピック・パラリンピックが1年延期になったことを受け、実行委員会では中止か延期かの判断を迫られた。恐らく今夏の収束は難しいとの見通しで一致し中止を決めた。
福生七夕まつりは西多摩最大の夏祭りで、行政、市民、企業が一体となり開催。沿道にあふれる七夕飾りに加え、七夕織姫コンテストなどのイベントが繰り広げられ毎年40万人の人出でにぎわっている。
7月5日に福生市民会館で予定する市制施行50周年式典に変更はない。ただ、今後の状況によっては流動的だ。