多摩大学経営情報学部に所属する松本祐一ゼミの学生らが現在、奥多摩の魅力が詰まった「回してまわろう奥多摩ガチャポン」の資金をクラウドファンディングで募っている。
以前から交流がある奥多摩町の活性化に力を入れている同ゼミでは、研究の一環として学生たちが主体となって魅力を発信している。ガチャポンの他にも、PR動画の制作など奥多摩町活性化のためにさまざまなプロジェクトを手掛けている。今回、学生らが奥多摩のお土産を作り、ガチャポンで販売するプロジェクト「回してまわろう奥多摩ガチャポン」を企画。今後、継続していくためクラウドファンディングを始めた。
ガチャポンの中に入っているネックレス、イヤリング、ブレスレットなどのアクセサリーは奥多摩町で捕獲した鹿の角を利用した手作りのもの。鹿の角のアクセサリーを作るのには、脊髄をドリルで除く作業やヤスリがけなど、制作に時間と手間が掛かり、ゼミ生たちだけでは続けることが困難となった。今回集まった資金は、商品のクオリティー向上や製品数を増やし、次世代へ引き継ぐために活用する。
リターン(返礼品)にはガチャポン券や奥多摩福袋などを用意する。11月23日11時59分まで。