JR東日本八王子支社(八王子市旭町)はこのほど、JR青梅線の宮ノ平~奥多摩間の各駅に地元の名所や名物をモチーフにしたシンボルマークを制作することを決めた。
同支社は昨年9月、JR青梅駅~奥多摩駅区間を「東京アドベンチャーライン」と愛称を付けた。シンボルマークを使って各駅のベンチとホーム、駅名標を東京アドベンチャーライン仕様化して、今後さらに、沿線の魅力をPRしていく予定だ。
シンボルマークは、日向和田駅は吉野梅郷、沢井駅は地酒、御嶽駅は武蔵御嶽神社等をモチーフにし、宮ノ平~奥多摩間の各駅の魅力をアピール。地元の多摩産材を使って新設する駅ベンチはオリジナルデザインを採用し、シンボルマークを刻印し、多摩産木材であることを示す焼き印も入れる。2月上旬から順次、待合室やホームに設置してく。
駅名標は東京アドベンチャーライン沿線の豊かな自然を感じるデザインに変更した。ラインとしての一体感を演出し、フレーム部には多摩産木材を使い、焼き印を入れる。ベンチと併せて設置していく。
同支社は、東京アドベンチャーラインの愛称導入時に愛称のロゴマークを制作。地元と一体となって沿線の観光活性化に取り組んでいる。