檜原村エコツーリズム推進協議会は9月13日、檜原村内で開催されるエコツアーを紹介するウェブサイト「東京ひのはらんど/Tokyo HinohaLand」を公開した。
檜原村は面積の80%が秩父多摩甲斐国立公園内にあり、周囲を標高1000メートル程度の山稜に囲まれた豊かな自然環境を有する。自然環境や自然との関わりから生まれた村の歴史・文化資源を持続的に保全し、その積極的な活用を通じて魅力ある観光地域づくりの実現を図るため「檜原村エコツーリズム推進全体構想」を策定。全体構想が今年4月に国のエコツーリズム推進法の認定を受け、檜原村全域がエコツーリズムを推進する地域に指定された。
サイトを通じ、檜原村の自然と文化を体験するさまざまなツアー情報を掲載し、観光を通じた自然環境保全と地域活性化を推進しいく。檜原村で活動してきたガイド陣が、ハイキング、自然体験、歴史散策、ハンモック体験、川遊び、サイクリング、マウンテンバイク、トレイルランニング、農作業や山仕事から村の暮らしなど、体験と学びを凝縮した「エコツアー」として企画する。
秋に開催予定のツアーは、ディープ歴史探索「忍弓術 身近な素材で弓を造り、放つ」「紅葉の奥多摩三山縦走」、檜原温泉センター・数馬の湯の宿泊が付き、収穫から麺打ちまでを学ぶ「檜原村のソバ作り講座」など多数。現在、23のツアーを紹介している。