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あきる野出身の若手力士2人が奮闘-郷土力士の活躍に期待高まる

拓海(武蔵川部屋)

拓海(武蔵川部屋)

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 大相撲春場所の熱戦が連日展開される中、あきる野市出身の若い2人の力士が奮闘している。

翼雄星(芝田山部屋)

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 いずれも序二段の拓海(本名・山本拓海、二宮)と翼雄星(同・三浦竜貴、野辺)だ。2人はそろってあきる野市立東中学校の卒業生。知人、友人の間で郷土力士の活躍に声援が高まっている。春場所は10日目までで、拓海、翼雄星とも6勝1敗と奮闘している。

 1997年11月生まれ、17歳の拓海は武蔵川部屋に所属。昨年5月に初土俵を踏んだ。181センチ、127キロの体は野球、柔道で鍛えてきた。大横綱千代の富士のような力士を目指し、目標は「幕内全勝優勝」と大きい。成績は今年初場所まで19勝11敗。

 食事処「潮」を営む父親の喜美雄さんは「自分で決めて進んだ道なので、精いっぱい頑張ればいい」とエールを送る。

 一方、1998年9月生まれ、16歳の翼雄星は芝田山部屋に所属。拓海より一場所早く昨年3月に初土俵を踏んだ。176センチ、105キロと小柄だが、野球で鍛えた下半身の強さを武器に、自分の型を求めて稽古に励む毎日だ。成績は今年初場所まで16 勝19敗。

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