小山製菓（青梅市大門、TEL 0428-31-2700）が5月30日、イベントを開く。

　同店二代目の小山さんは20歳の時、和菓子の職人を目指し単身石川県の和菓子店に飛び込んだ。修業の最中、おけ一つで同店を始めた創業者の父親が他界。急きょ同店を受け継ぐことに。「父とは一緒に仕事をしたことがなかったので右も左もわからなかった」と当時を振り返る小山さん。父親からは「人との縁を大切にする思いを受け継いだ」と話す。

　今回のイベントは、「先代の記念日であり、地域の皆さんへの日頃の感謝を込めて企画した」という。小山さんらと地元産品を使った地元の名産品や商品開発推進などを行ってきた事業者有志が趣旨に賛同し実現した。

　当日は同店の全商品を半額で販売するほか、19周年にちなんだ数のプレゼントを用意。先着で19人に「青梅産の野菜」を、69人に「丹波山村ヤマメの塩焼き」を、119人に「いつきオリジナル焼そば」を、119人に「青梅マフィン」を、219人に「マンゴースノーアイス」を、219人に「青梅ドック」を進呈する。519円の「おいしいお茶詰め放題」や、319円の「新鮮たまご」詰め放題も企画した。

　営業時間は9時～17時（商品完売まで）。