瑞穂町の岩蔵街道沿いで11月に入り、瑞穂ブランドの「シクラメン」の生産直売が始まった。
冬を代表する花の一つ、シクラメン。都内でも多く生産され、同町を含む都道府県別生産額は全国12位。中でも同町は東京一の産地と言われ、毎年この季節になると赤や白、ピンクの花が街で目に付くようになってくる。
通称「シクラメン街道」と呼ばれる岩倉街道沿いに6軒、箱根ケ崎、駒形富士山、武蔵地区にも温室3軒が点在し、「みずほ育ちのシクラメン」ののぼりを目印に直売も行っている。生産直売にこだわり、各生産者は土にこだわって育てるため、「長く楽しめる」と年々人気に。農家によって栽培している品種も異なるため、いくつかの温室をはしごして楽しむ客も多い。
シクラメンの販売はこれから最盛期を迎え、歳暮やクリスマスなど贈答品として求める人がひっきりなしに訪れる。