青梅市役所で2月27日、青梅の未来を考える大学生ミーティングが開催された。
人口減少や環境問題、進展するDX化、格差の拡大や一極集中など社会情勢が激変するなか、学生が考える魅力的な街や、街の魅力を伝える情報発信の仕方などについて柔軟な発想で話し合ってもらおうと初めて開いた。
同市と包括連携に関する協定を結んでいる日本航空大学校、国立音楽大学、駿河台大学から計11人が参加した。参加者は3班に分かれ、同市の若手職員3人と大勢待利明市長が加わり、「未来の青梅について」をテーマに活発に意見を述べ合った。
この中で、市街地の活性化については、「青梅駅ににぎわいが欲しい」「イルミネーションで明るくしたい」「昭和レトロのまちを一層打ち出す」などの意見があった。インフラ整備では「交通の便をよくしてほしい」「多摩都市モノレールの青梅市への延伸」のほか、日本航空大学校の学生からは「滑走路を整備できたらいい」「多摩川を交通で活用できないか」などの声も出た。
にぎわいのあるまちづくりに向けては、「Jリーグを誘致する」「音楽と文化が融合した新しいイベントの開催」「青梅の生活に活用できるアプリを作り、ポイントも付与する。使い方を若者が高齢者に教える」などのアイデアのほか、「ボートレースの収益を高める」など財源確保に関する意見も出た。キーワードを付箋に書き出して議論を深め、最後は各班の代表者が発表した。
講評で、大勢待市長は「皆さんの意見一つ一つに未来があると思った。今を大事にすることが未来をつくる。しっかりチェレンジしていきたい」と学生たちの意見に応えた。小山高義副市長は「『滑走路を整備する、多摩川を交通で活用する』という私たちの発想を超えた声をもらった。関係人口という言葉があるが、皆さんに青梅のことを真剣に思ってもらい、交流を深め仲間が増えたことがうれしい」と評価した。橋本雅幸教育長は教育経済学の視点から、「小さい頃に充実した教育環境にいると、将来的にコミュニケーション能力が高い、自立心・忍耐力がある、さらに犯罪率が低いなど数値として出ている。ますます勉強を重ね非認知能力を伸ばしてほしい」とエールを送った。