「多摩げた食の祭典・大多摩B級グルメ」が5月26日・27日、東京サマーランドファミリーパーク(あきる野市上代継白岩)で開催され両日合わせて延べ3万7000人の来場者でにぎわった。主催は大多摩観光連盟。
同連盟が多摩地域で2013年に開催される国体を前に、食と観光を全国に発信することを目的に今年初めて企画。加盟する4市3町3村から創作メニュー30品が集まった。
当日は快晴の下、各店前に長蛇の列ができ、各店スタッフの威勢のいい声が飛び交った。来場者はB級グルメのオーダー1品につき投票券(専用メダル)1枚を受け取り、気に入ったメニューに投票。売り切れ店が続出した最終日、2日間の集計が行われグランプリが発表された。
集計は投票メダルの重さで決定。グランプリには、東京都青梅畜産センターで開発されたブランド豚「トウキョウX」をうどんに入れた「青梅生まれトウキョウX肉うどん」(14キロ50グラム)が輝いた。以下、小菅村の特産・ヤマメの稚魚を同じく特産品のワサビを使ったタルタルソースで食べる「よちよちヤマメ空揚げ」(12キロ400グラム=2位)、日本山岳耐久レースなどでも提供されているあきる野市の「だんべぇ汁」(11キロ490グラム=3位)、青梅市の移動販売店「トンきち」が提供した「KINGめし・ライスメンチ」(10キロ730グラム=4位)、5位はあきる野市のパン屋「あ・ら・もーど」が提供した「旨汁カレーパン」(10キロ250グラム=5位)が続いた。
グランプリ受賞メニューは今後、大多摩のB級グルメとして都内などで行われるイベントに出店する予定だ。