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JA西東京「あぐりキッズスクール」が修了式 食農教育推進 

野菜づくりなどを体験した26人が修了証を受け取った

野菜づくりなどを体験した26人が修了証を受け取った

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 JA西東京(青梅市野上町2)が主催する「あぐりキッズスクール」の修了式が12月6日、かすみ直売センター(新町)で開催された。4月から9カ月間、野菜づくりなどを体験した26人が修了証を受け取った。

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 JAでは全国的に「食農教育の取り組み」の一環として毎年、小学生を対象にした「あぐりキッズスクール」を開催している。食を支える産業となる農業を知るために、畑で植え付けから収穫までを体験。農業の現場でのさまざまな苦労に気づき、感謝の気持ちや豊かな想像力を育むのが目的。JA西東京では今年で15期を数えた。

 今期は4月に開講。ジャガイモの植え付けとトウモロコシの種まきを行いスタート。サツマイモやブロッコリーの栽培などに取り組んできた。最終日は修了式を前に、青首ダイコンと聖護院ダイコンを収穫した。

 修了式では、同JA常務理事でスクール副校長の吉原実さんが「天候の関係で中止や延期、夏の酷暑を乗り越えて作物をしっかり育てることができた」と受講者の労をねぎらった。

 山川璃人さんと五味田啓さんは共に小学5年生。山川さんは「いろいろな野菜を作り楽しかった。トウモロコシがおいしかった」、五味田さんは「家でプランターを使いジャガイモやイチゴ、トウモロコシを育てているが、トウモロコシはなかなか大きく育たたなかった。畑では小さかったトウモロコシが背より大きくなった」と、それぞれ感想を話した。

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