創業75周年を迎えた福生の料亭「幸楽園」(福生市熊川)が現在、西多摩産食材をふんだんに使った昔ながらの伝統的なおせちを予約販売している。
おせちは三段重で、日の出町で畜養されたアワビなど高級食材を盛り込んだ「西多摩のにぎわい」。埼玉県が主催する「彩の国の名工」に輝き、調理師関係功労者に贈られる「厚生労働大臣表彰」受賞者の吉岩大志料理長が腕を振るった。
一の重は、日の出町の畜養アワビの福良蒸し、檜原産アワビダケとマイタケのさんしょう煮、青梅の川鍋鶏卵「もみじたまご」のだて巻き、あきる野産栗の渋皮煮などを盛り込んでいる。
二の重は、栗きんとん・黒豆・穴子昆布巻き・合鴨ロース蒸し・牛肉八幡巻・はまぐり殻焼・砧巻(きぬたまき)など。煮物重は、里芋・西多摩産八ツ頭・奥多摩こんにゃく・日の出町のシイタケ・ブリの照煮・射込み牛蒡(ごぼう)など。サイズは一の重・二の重が21センチ×21センチ、煮物重が14.5センチ×14.5センチ。
価格は3万5,640円。12月31日に店頭で受け取る。