
3月8日の「国際女性デー」に合わせて女性奉仕団体「国際ソロプチミスト青梅」が3月21日、女児の健やかな成長を支援しようと196個詰めの段ボール8箱の生理用ナプキンを青梅市と福生市の子ども支援団体に贈った。
生理の貧困が社会問題となっていることを踏まえ、ソロプチミスト青梅は2022年から贈呈事業を続けており、今年で4回目になる。
寄贈式はソロプチミスト青梅の定例会の会場となっている霞共益会館(青梅市野上町)で行われた。会長の佐久間砂由利さん、小峰三枝子さん、輪千久似子さんら会員13人が出席し、青梅市子ども関連NPO連絡協議会会長の小川佳那惠さん、福生市の「みんなの食堂ママごはん」代表の高橋由美子さんに目録が贈られた。会場には佐久間さんが自宅から持参して飾った「国際女性デー」のシンボルになっているミモザの鉢植えが置かれ、会場を和ませた。
佐久間さんは「女性差別撤廃や女性の地位向上を目的に、国連で1975(昭和50)年に『国際女性デー』が提唱され、50周年になる。女性、女児のための取り組みを一層進めたい」とあいさつ。小川さんと高橋さんは、これまで贈られてきた生理用品が役立っている状況を報告。異口同音に「真心の品物を必要な人にしっかり届けていきたい」と感謝した。