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檜原村がサルの捕獲対策実施へ 100頭の大きな群れ、人的被害の懸念も

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 檜原村は今秋以降、サルが住居に侵入する地域を中心に捕獲対策を実施する。野生ザルが畑だけでなく住宅や商店に出没し、被害が出ていることから捕獲対策に踏み切った。

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 村が2022年に始めたGPSを使った調査では、村内に300頭以上が生息すると見られる。中には100頭の大きな群れもあり、人的被害の懸念が出ている。

 村は現在、適正な駆除計画の作成に取り組んでおり、まとまり次第、東京都の許可を得て行動に移るという。追い払いと大型の捕獲用のおりを使った捕獲で、生息頭数を現在の50%以下に減らす方針。電気柵の設置なども引き続き行っていく。

 吉本昂二村長は「村民の生活を守ることを第一に考え、対処していきたい」と話す。

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