羽村市内を循環するコミュニティーバス「はむらん」に電気バスが導入され、3月10日に出発式が行われた。
電気バスを使った路線バスの実用運行は全国初。市内に工場がある日野自動車製の電気バスを導入し、正式運行が始まった。
世界最軽量のバッテリーを搭載した電気バスは、ディーゼルバスに比べ二酸化炭素(CO2)発生を約6割削減できるという。車間接近通報などの安全装置も装備する。
市役所第2駐車場に急速充電器を設置し、JR羽村駅からJR小作駅の区間を1日7便循環。導入費用は車両、充電設備などは国と都がほぼ全額を補助し、バス停設置や時刻表作成などは市が行った。