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被災地支援1万人プロジェクトを立ち上げた男性、個人でPC20台送る

洗浄作業を行うボランティアスタッフ

洗浄作業を行うボランティアスタッフ

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 「気仙沼大島復興支援1万人プロジェクト」を立ち上げた青梅在住の横田明詔さんが昨年11月、パソコン20台を送った。

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 横田さんはシステムエンジニアとして長年勤務し、2年前に定年を迎えた。退社後は地元青梅の活性化を目的に、自身の持つ技術を生かして商店街活性化のプロジェクトを起こすなど尽力してきた。

 震災後、積極的に被災地へのボランティア活動に参加。被災地の事業復興が叫ばれる中、パソコンなどの支援物資は市や学校などの公的機関が優先されている現状を知り、民間レベルでの支援の必要性を痛感した。

 昨年10月、「1万人集まれば大きな支援になる」と同プロジェクトを立ち上げた横田さん。個人としても中古パソコンを購入し、自ら現地の受け入れ先を探してパソコンを送った。横田さんは「被災地では事業を立ち上げようにもパソコンがない現状は、まだ続いている。見返りを求めない、賛同者の方を多く募っていきたい」と話す。

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