かすみ直売センター(青梅市新町2)で11月23日、JA西東京・霞地区「農業祭」が開催された。新鮮な地場野菜が格安で販売されたほか、苗木やお茶などの無料配布、特産品の販売、歌謡ショーなどが行われ、多くの人出でにぎわった。
農業祭は同JAの組合員が「日頃の愛顧を感謝して」開くもので、キャベツや大根を1本50円の破格値で販売。地場の卵やお茶、パンジーなどはPRを兼ねて無料配布し、来場者を喜ばせた。
餅つきは、青梅市農業委員会とJA西東京が共催する親子農業体験で収穫したもち米を使って行った。子どもたちが交代できねを握り、ふっくらとしたもちを臼5基分つきあげ、振る舞った。
同委員会・川鍋良一会長とJA西東京・野﨑啓太郎組合長は「こうした催しを通じて多くの人が農業への理解を深めてくれたら」と期待を込めた。