青梅市永山グランド(青梅市本町)で11月4日、シルバー世代のファッションショー「ババコン」が行われる。青梅産業観光まつりの50周年特別企画として、おうめ若者カフェ実行委員会が主催する。
ババコンは70歳以上の高齢者男女の洋服を若者がコーディネートするファッションショー。主催する同委員会は2011 年、「若者の力をまちに」「思いを行動に」「ここに住みたいと思えるまちに」をコンセプトに同市との協働事業の一環として発足した。現在は、若者がやってみたいと思ったことを形にする「チャレンジイベント」や高校への出前授業や交流会、毎年11 月に行われる青梅宿アートフェスティバルの野外ステージ「おうめ若者100 人ステージ」の運営などを中心に活動している。今回のババコンは「おうめ若者100 人ステージ」の目玉企画となる。
「おじいちゃん、おばあちゃんが孫でもない若者にコーディネートを委ね、ファッションショーとして舞台に上がる。スタイリストの若者はこれを全力で支える企画」と実行委員の川崎茜さん。「これまでの開催で若いスタッフに『孫になってほしい』『ババコン一緒にやったら無視したくない存在に変わった』などと声を掛けられてきたという。世代に関係なく街の人がつながっていく機会になれば」と話す。
青梅産業観光まつりは11月4日・5日に開催。ババコンは4日、メインステージで11時35分~12時45分。