多摩の美味(うま)いもん振興実行委員会が10月17日、福生の石川酒造で1回目となる新商品の開発会議を開いた。
同企画は、「笑顔とありがとう。物語のある店づくり」をテーマに、多摩を元気にする集まりとして増客、増収、増益を掲げた「3ゾー会」と命名。多摩地域の生産者と飲食店経営者とが集まり、新メニューの開発、普及に動き出す。
会場となった石川酒造18代目の石川太郎社長が、同酒造当主がつづってきた日記を基に「石川塾」を開講。明治維新や第二次世界大戦時など大きな変化があった時代の日記をひもとき地域の生産業が何を考え、どのように動いてきたかなどについて話した。
その後、福生の食品加工業「福生ハム」から提案された商品の説明を受けたほか、参加した飲食店経営者たちから続々と新メニューがの提案された。参加者たちは「こうした会議を定期的に開き、いい商品を生み出して広めていきたい」と笑顔で話していた。
次回は11月21日を予定。問い合わせは同事務局まで。