林業家集団・東京チェンソーズが主宰する東京美林倶楽部(くらぶ)が2月5日、檜原村の山林で「現地見学会」を催す。
次の世代に豊かな森林をつなげていくため、森と人との新しい関わり方を提案するプロジェクトを展開する同クラブ。1人3本の苗木(花粉の少ないスギ・ヒノキ)を植え育てることで、東京に美しい森林を造っていくことを目指している。
参加者は苗木を植え、下草を刈り、下枝を切り落とし、間伐を行うなど30年間に及ぶ森林育成体験を通じて、苗木の成長を楽しんでいく。育成体験プログラムの合間には、森の恵みや檜原村を満喫できるアクティビティーやワークショップも用意。25年目以降に2回行われる間伐では、育てた木のうち2本を伐採。伐(う)った木は家具や玩具など希望の用途に加工して、贈り物や思い出の品にできる。
現地見学会では、同クラブの事業を説明する。
開催時間は10時45分~12時45分。参加無料。定員は30人。