NPO法人「フジの森」（TEL042-598-6928）は11月6日、檜原村ふるさとの森で「トレイルビルド・ワークショップ　森の道づくり」を開く。

　東京都唯一の村である檜原村の里山で、里山整備の基礎知識、道具の使い方、安全講習などを学び、実際に山での道づくりと里山整備体験を行うワークショップ型のイベント。田舎暮らしや地域おこし、里山の整備などに興味を持ちながらも、「いきなり里山整備のボランティアに参加するのはハードルが高い。まずは里山の基礎知識を学んでみたいという人に、ぜひ参加してほしい」と話す。

　会場は、同村で古くから地域の里山として活用されてきた「ふるさとの森」。作業前、ふるさとの森の歴史や人と森との関係、里山の森づくり・道づくりなどについて屋内でレクチャーを受けた後、ふるさとの森の整備作業や道づくりで実際に使われている道具の解説を聞きながら、一つ一つ手に取って安全な使い方が体験できる。昼食は、地元レストランで檜原村の野菜を使った数量限定のランチが提供される。

　開催時間は10時～15時ごろ。参加費は4,000円。JR「武蔵五日市」駅から檜原村の現地までの無料送迎があるほか、駅前のアウトドア施設「東京裏山ベース」でシャワーも無料で利用できる。