青梅市で11月15日、16年ぶりとなる青梅市長選挙の投開票が行われる。市内各所では現在、地元民たちが政策の理解や投票率の向上を目指しさまざまな取り組みを行っている。
「楽しみながら選挙の投票率向上」を目指す有志団体「みらぼく西多摩」では、「未来は僕らの手の中プロジェクト」(通称・みらぼく)と題し、投票所で配布する「投票証明書」を市内や近隣の「みらぼくサポートショップ」に持参すると、さまざまなサービスを提供する企画を展開している。
同団体によると、2013年の参議院選挙では、サポートショップは4店舗だったが、今回の青梅市長選挙を前に、31店舗が参加表明し、当日までに50店舗まで増える見込みという。
若者の感性や発想、行動力を生かしまちづくりを考えるネットワーク「おうめ若者カフェ」は今回の市長選挙に当たり、フェイスブックなど使った投票率向上を目指した情報発信プロジェクトを立ち上げた。インターネット上で各候補者への質問や回答などを発信し、それぞれの政策や人柄などを伝えている。同カフェのメンバーは「投票数5000人アップを目指したい」と意気込む。