福生でガイドツアー「玉川上水とその分水を歩く」開催へ

市内を流れる玉川上水

市内を流れる玉川上水

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 福生の観光案内所「くるみるふっさ」(福生市本町)は9月25日と10月16日、ボランティアによるガイドツアー「玉川上水とその分水を歩く」を開催する。

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 玉川上水はおよそ360年前、江戸の飲料水不足を解消するため現在の羽村市から四谷付近まで施工された。幕府から工事の実施を任命された玉川兄弟は、標高差が100メートルほどしかなかったこの困難な工事に取り組む中、途中、幕府から渡された資金が底を突き、家を売って資金に充て約半年で完成させたといわれる。

 同ツアーでは、玉川上水とその分水をテーマに調査・研究を手掛ける東京都私立中学高等学校地理研究会の瀧山宏明さんがガイドを行う。9月25日(10時~13時)は、同案内所を出発した後、田村酒造、清岩院、中福生公園、金掘公園、せせらぎ通り、熊川駅、玉川上水五丁橋など通り牛浜駅までの4キロを歩く。10月16日(は0時~13時30分)は牛浜駅を出発した後、熊川分水取水口、森田製糸場跡地、福生院、熊川神社、石川酒造など通り拝島駅までの6キロを歩く。

 参加費は600円(保険代、資料代)。両日参加の場合、2日目は300円となる。昼食は各自負担。定員は各日20人。申し込みは同案内所まで。

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