西多摩各地で1月、冬の風物詩「だるま市」が開催される。
羽村市では1月10日・11日、羽村市農産物直売所駐車場(羽村市羽加美)で活力市「だるま市」が開かれる。赤や白、黄色、緑など色とりどりで、さまざまな大きさのだるまが並ぶ。購入しただるまには、名前や好きな文字を入れることも可能(有料)。会場では焼きそばや屋台ラーメンなどの模擬店や、和菓子、果物、野菜、花などの即売も行われる。開催時間は9時30分~17時。
あきる野市では1月10日、JR武蔵五日市駅近くの檜原街道を会場に行われる。
青梅市では1月12日、市内の旧青梅街道(住江町交差点~市民会館前交差点)で「青梅だるま市」が開催される。1441年ごろ同市で開かれた市や、1596年ごろに始まった織物を主とする物々交換の市「六斎市」が起源ともいわれる同だるま市。当時は産業の中心であった養蚕の繁栄を祈り、米粉を繭の形にした団子「まゆ玉」をササの枝に付けたものを販売していたが、180年ほど前から縁起物として「だるま」も売られるようになったと伝わる。開催時間は13時30分~19時。
瑞穂町では1月18日、円福寺境内(瑞穂町箱根ヶ崎)で「円福寺だるま市」が開かれる。けんちん汁の無料配布や地元農産物の販売も行われ、観音大福引き(13時~17時)や、箱根ヶ崎はやし連による演奏が会場を盛り上げる。開催時間は10時~20時。