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東海大菅生野球部が優勝報告、来春のセンバツ大会出場確実で周囲も期待

優勝を報告する東海大菅生野球部

優勝を報告する東海大菅生野球部

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 高校野球の秋季東京大会で18年ぶりの優勝を飾った東海大菅生野球部(若林弘泰監督)が11月12日、全校生徒1156人を前に優勝報告会を行った。

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 若林監督と澤田翔人主将が、多くの人に支えられ優勝できたことに感謝を示し、次の目標に向け決意を新たにした。報告会で北川裕司校長は「選手とスタンドが一体となった東京一の応援で勝った。野球部の3年生が後輩のために一生懸命応援してくれたことが何よりうれしい。センバツの選考会が行われる来年1月23日まで、都の代表にふさわしい高校だと言われるような高校生活を送ってください」と呼び掛けた。

 来春のセンバツ大会出場を確実にした野球部は今夏の甲子園大会予選でも準優勝するなど、ここ数年都内屈指の強豪校としての地位を固めている。2009年に若林監督が就任して以来、元中日ドラゴンズに在籍していた人脈から、中日の本拠地愛知県をはじめ北海道など全国からも「菅生で野球をやりたい」という中学生が集まるようになった。

 一方、地元西多摩の中学生も菅生に目を向けるようになり、外野手の杉本連選手は菅生中から、阿部翔選手は秋多中から菅生高校の野球部の門をたたき、甲子園出場の夢を手繰り寄せた。

 「投手力中心の粘り強いチーム」と遠藤愛義部長。選手の伸びしろも十分あり、「センバツではベスト8に進出する力はある」と周囲も期待する。

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