青梅織物工業協同組合の織物工場跡「さくらファクトリー」(青梅市西分町)で12月19日~21日、西多摩初となる「プロジェクションマッピング」が行われる。
プロジェクトマッピングはCG映像などを特殊な映写機器で建物や空間などに映し出すもの。今回、「OME TOEIKAI PROJECTION MAPPING 2014」と題し同市の老舗商店街「協同組合東栄会」が主催。織物産業が盛んだった同市に今も残る工場跡の空間を使い、若手クリエーターが担当した映像を和太鼓のリズムに乗せ、「町の歴史に思いをはせる織物パート」と「老舗商店街の家紋がアップテンポな和太鼓の音で飛び交う家紋パート」で構成する。
映像は18時から30分ごとに4回上映、合間に音楽と映像のフリー上映も行う。会場は、あんどんで夜道をライトアップ。商店街でも甘酒や豚汁などを提供するナイトマーケットを行うほか、東栄会全店では全長1.8メートルの家紋入りのれんを一斉に店頭に掲げる「東栄会家紋プロジェクト」なども予定する。