青梅法人会(青梅市東青梅)が1月、都が本年度より始めた「とうきょう森づくり貢献認証制度」で認証を受けた。
同制度は、東京都が森林整備活動に関心のある企業や団体による森づくり活動への参加と、多摩産材の利用向上を目的に始めたもの。東京の森づくりへの貢献と、二酸化炭素吸収量や二産炭素固定料を認証する。制度は、森林整備サポート認定制度、二酸化炭素オフセット認証制度、什器による二酸化炭素固定量認証制度、木造建築による二酸化炭素固定量認証制度の4つで構成する。
今回、同会が認証を受けたのは「森林整備サポート認定」。同会では2011年10月より、社会貢献事業の一環として都が推進する「花粉の少ない森づくり運動」に賛同する形で、「企業の森」の制度に参加してきた。この運動は、企業や団体が森林整備費への出資や森林ボランティアなどへの参加を通じて花粉の少ない森づくりに貢献する事業で、同会では費用負担と植樹などの作業を手伝ってきた。
今回の制度へは、計56件、12団体から申請があり、審査の結果この森の二酸化炭素吸収量が77.22トンであることで、同認定を授与された。場所は青梅市長渕の山林1.6ヘクタール。今後も同事業は平成32年まで継続される。