JAあきがわ(あきる野市秋川)に10月17日、アジア7カ国の農業関係者らが視察に訪れた。
今回の視察は「ICA(国際協同組合連盟)農協中核リーダー育成支援研修」の一環として行われたもの。世界的にも先進的な組織とされる、組合員(農家)が主体となった日本の農協の組織運営などを学ぶため、26日間にわたり研修や訪問視察を行っている。
この日、ブータン、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ネパール、スリランカ、ベトナムから、農産物の流通網整備などを担当する行政官や、農家グループ関係者ら11人が訪問。JAあきがわの坂本勇代表理事専務は「生産者支援、安心の食材供給、地域の活性化、そして経営が健全であることに日々努力を重ねている。皆さまのお役に立てることがあればうれしい」とあいさつした。
その後、具体的な経営管理手法、営農指導、事業運営方法、人材育成などについて説明し、一行はJAあきがわが運営する都内最大規模の直売所「秋川ファーマーズセンター」(同市二宮)を視察した。