青梅のラーメン店「いつ樹」(青梅市新町、0428-34-9144)が9月、同店の「一日店長」、製麺所の「一日工場長」の募集を始めた。
同店は5年前、羽村市内に開店して以来、「記憶に残るインパクトあるラーメン」を目指し、素材の鮮魚を大量に使ったラーメン「鯛塩らーめん」「濃厚海老つけめん」が人気となり、テレビや雑誌などで話題に。スープは「化学調味料を使わず、エビの姿がないのにエビを食べるよりエビの味がするスープを」とこだわり、「好き嫌いが強烈に分かれる店」として、都心部からも多くのファンが通う人気店となった。
2年前、青梅市内に移転し、渋谷区にも2店舗めを出店。現在はイベントなどにも積極的に参加し、地元野菜などを使った限定やきそばが口コミで広がっている。
店主の伊藤真啓さんは、「より多くの人にラーメン店の世界を知ってもらうため」、人数限定で一日店長、一日工場長の募集を開始。一日店長は青梅店で接客などを行い、「ラーメンをおいしそうに食べる、利用客の喜ぶ顔を体感できる」という。一日工場長は実際のスープ作りや製麺など行い、ラーメンを作る工程を楽しめる。伊藤さんは「社会化見学の気分で、異業種問わず、さまざまなジャンルの方の参加を楽しみにしている」と話す。
問い合わせは同店まで。