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青梅のそば店に秋の新そば-幻のそば「奈川在来種」のそば粉使う

紺の大のれんが目印の榎戸

紺の大のれんが目印の榎戸

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 青梅のそば店「榎戸」(青梅市裏宿、TEL 0428-21-0822)にこのほど、「幻のそば」といわれる奈川在来種のそば粉を使った「秋の新そば」が登場した。

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 奈川在来種のそばは、信州地域の在来種として標高1200メートルほどの高冷地で栽培される。そのほとんどが地元で消費され、一般には流通していない。同店は、奈川在来種のそばを通年で味わうことのできる東京で数少ない店として知られている。

 新そば中の新そばといわれる秋そば。賞味時期は出回りから2カ月ほど。その魅力は香りと色で、特に奈川在来の緑がかったきれいな色の新そばを目で楽しめ、強い香りと風味が味わえる。

 今年は「こだわりの新そばを、こだわりのトウキョウX肉のつけ汁で味わってもらいたい」と店主の榎戸明さん。メニューは「トウキョウX肉せいろ」「天せいろ」(以上1,365円)などを用意する。「皆さんに奈川在来の新そばを食べてもらえると思うと胸がワクワクする」とも。

 営業時間は11時30分~15時(売り切れ次第終了)。水曜・第3木曜定休。

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