西多摩のJAあきがわ、JAにしたま、JA西東京の3JAが、子どもたちに食や農に親しみを持ってもらおうと、「あぐりスクール」を開講している。
全国のJAが取り組む同スクール。JA西東京では、4月に第1期「あぐりキッズスクール」を開講開校。市内の3年生以上の小学生を対象に受講者を募り、20人が参加した。7今月2日には4月に植えたジャガイモの収穫作業を行った。
収穫したのはキタアカリと男爵。班ごとに分かれ丁寧に芋掘り作業を行った。植えたときの種イモの重さは約40グラムだったが、3カ月たつと500~600グラムまでに成長した。この間、担当者が除草、土寄せを行ってきた。
この日は計約550キロを収穫。JA西東京女性部スタッフが調理した、じゃがバターと肉じゃがに舌鼓を打った。子どもたちは「ちょっと疲れたけど、面白かった」と額に汗を輝かせていた。中には、「家にも畑があるので手伝いたい」と話す子どもも。
スクールは来年2月までに5回の講習をが予定すされる。次回は9月に行われ、ダイコンの植え付け作業を行う。