高校生に企業の仕事を体験してもらい地元での就職につなげようと、都立多摩高校(青梅市裏宿町)で3月17日、「体験型企業フェスティバル」が行われ、高校生が地元で働く人から直接、仕事について学んだ。主催は青梅商工会議所。高校生向け就職情報誌を発行するモリコー(青梅市河辺町10)が運営を担当した。
同校2年の120人ほどを対象に行われた同フェスには、福祉関係、製造業、建設関連、サービス業などの分野から西多摩に事業所を置く企業が参加。消防庁、警視庁などを含め18ブースがそろった。
同校は進学者も多いが、毎年3割ほどの生徒が就職している。当日は3回に分け企業説明を開き、生徒たちは希望する3社を体験した。
砕石業の村尾組は、クッキーを原石に見立て、爆破して取り出し、破砕し、振るい分けをして、いろいろな大きさの砂利になることを紹介した。警備業のVOLLMONTホールディングスは、カメラやAIを搭載したロボットを使った警備体験を用意した。
生徒の一人は「企業から直接仕事の内容を聞けて良かった。企業を紹介する情報誌やホームページなどと併せ、自分に向いている仕事を探したい」と話していた。
一方、参加企業の担当者からは、「生徒と向き合って仕事の話ができるのは貴重な機会。モリコーは高校生向け週H即就職情報誌も発行しており、これらも使い企業情報の発信を充実させたい」と意欲を見せる。